2009年12月15日火曜日

現実は厳しく。





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●前回までのあらすじ。

”偽”怪盗キッドの正体を見破った俺と服部は宝のある最上階へと急いだ。
その一時間前、王様との接見を済ませた13は王様の口から「じゃがポックル」が何かを知る。
更に情報を得る為、冒険者が集う酒場に立ち寄った。
見覚えのある仲間に戸惑いながら、冒険へと旅立つことになったのだが・・・。
待ってろ、蘭!!
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第四話「壮絶!友との別れ!」



その場の勢いに流されるがまま、13の冒険パーティーが決まった。
「エックスじゃない」ボックス、「怖くない」リング、「夏じゃないのに」チューブ、
そして我らが「ブログの勘が鈍っている」13。

王様の話では、条件を満たすこの土地の若者は『じゃがポックル』という伝説のお菓子を探さなければならない。
厄介なことにただ探せばいいのではなく、近年『じゃがポックル』が自我に目覚めて人間を襲い始めたのだ。




その性格も残忍で卑劣極まりない戦闘本能はあらゆる土地を陵辱し、
やがて世界を脅かす存在となっていた。
人間やプリム、人々と呼ばれる者は野蛮で凶悪な無比なる力にただただひれ伏すしかなかった。







(セット裏。)


・・・・・
とにかく唐突な話ではあるが、彼らにとっては深刻な問題だ。
なにせ世界の明暗をわけるのだから。
数々の謎を一身に受けて13は異世界の土地を一歩、また一歩と足を進めるのであった。


数少ない情報を頼りに「伝説」を追いかける13パーティー。
百戦錬磨の彼らでも冒険の道はけして楽ではなかった。



13「ねえねえ、ボックス。君って壁とか床とか結構重宝されてるよね~☆」
ボックス「・・・・・」


返事がない。ただのプリムのようだ。





13「リング、君さー。rezした瞬間リングかどうかわからなくなるんだけど・・・。なんちゃってwww」
リング「・・・・・」


返事がない。ただのプリムのようだ。



・・・・・


13「そういえばチューブって・・・。チューブって・・・・・・」



言葉がない。特に言うことはないようだ。





コミュニケーションはどの世界でも大切である。
沈黙のまま終着不明な道をひたすら突き進むことがどれだけ苦痛か。
13は実体験からよくわかっていた。

・・・慣れたものである。





13「待てよ!?」





13は閃いた。
今年最後の名案だ。


この世界を救い、元の世界に戻る。
その為には謎の『じゃがポックル』の存在が大きく関わってくる。
だが情報が足りない。
自分より情報収集にたけた存在に協力を頼むしかないだろう。。
しかし13には友達がいない。
あらゆる世界の生ける者全てが13を拒否している。
そんなことは百三十も承知だ。

それでも13は祈った。
その者は元の世界ですらコンタクトをとったことが無く、その存在すら噂でしか聞いたことが無い。
だが祈る。祈る他ないのだ。
人という種を創造し、姿は見せず、常に天上(そら)から加護してくれているという存在・・・。

それは。










創造主”ナカミノヒト”。









13「”ナカミノヒト”!一緒にじゃがポックル探して!」




・・・
・・・・・
・・・・・・・・・・














”ナカミノヒト”「ブーーーーーッ!!!!!!」











”ナカミノヒト”が慌てて車に乗り込んだかなんて13にはわからない。
どれだけプライベートの時間を使ったかなんて13にはわからない。
ましてや、

『地元民は興味がないじゃがポックルを
誰が美味しいとか食べたいとか言い出して、
何で自分が買いに走らなくてはならないんだ。』

なんて、13には疑問にすら思わない。


ただ、日に日にブログ更新をする時間が長くなっていることは確かだ。










行く手を阻む暴風雪。

かさむガソリン代。


上がりそうなタバコ税。


下がるテンション。




年末の心無い一言に翻弄された冒険の旅は数日間に及んだ。
そしてついに悲劇は起こる。
仲間のチューブ、続いてリングが魔物に襲われて命を落としたのだ。

悲しみを抑え、旅は続く。
ネタを起こす時間と気力が無かったからではないがそのくだりは省略。
もはやタイトルの”壮絶!-----”の意味すらないのは気のせいだ。






そして某時間某所・・・・・。。


*「ふん。ここが北の民が住む土地か。」
農夫「だ、誰だべお前は!?」

謎の男はその問いに答えることなく、片耳つけた妙な機械のボタンを押す。


PiPiPiPiPi.........


*「人間・・・ではない。アレを計るまでも無いな。
プリム数18・・・。ただのゴミか。」




農夫「な、何を言ってるべ!
SS撮るのに誰も誘える友達がいないからプリムのアバター使って、どーせちょい役だから
衣装とか面倒になって使いまわしでいいかなーって思って登場しt・・・」


バシュンッ!!!



次の瞬間、爆音とともに農夫は世界から姿を消した。
「恐怖」の始まり。

それは誰もが想像していなかった出来事だった。
13ら冒険者たちが「自分たち」を探していることを知っていた彼らはついに反撃に出たのだ。


彼らの名は『じゃがポックル』。
災いを呼ぶ伝説のお菓子である。



To be continued.....


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次回予告: 第五話「強襲!じゃがポックル!」
今日の13的Xmasの愛言葉は!

『君の手料理ならご飯13合くらい軽く食べちゃいそうだな!』

次回もお楽しみに!
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