2009年12月13日日曜日

謎を抱えたまま。



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●前回までのあらすじ。

謎の少年の正体はなんとベジータの息子だった!驚きを隠せないZ戦士たち。
一方、孤独な私立探偵13はいつものようにその日暮らしの生活をしていた。
アルバイトを終えて帰宅した13だったが突然聞こえた謎の声とともに光に包まれ・・・。
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第二話「到着!おかしな家族とおかしな世界!」



13「・・・む?」



ベッドの中で目が覚めた。
昨夜は奇妙な体験をしたが、そのまま眠ってしまったようだ。
きっと疲れて幻聴でも聞こえたのだろう。
13はシーツを深々と被り直した。

二度寝しようと思っていると、階段を上がる足音が聞こえてきた。
寝室は一階のはずだ。
それより何者かが自分の家にいる・・・。

足音は部屋の前で止まり、カチャリとドアを開く音が聞こえた。
謎の人物がベッドで寝ている13に近づく。





?「起きなさい。ジェイソン。朝よ。」
13「・・・え?」









?「今日はとても大切な日。王様に旅立ちの許しをいただく日だったでしょ。」


聞き慣れない女性の声。
女性はおもむろにシーツを剥ぎ取った。






母「ぎゃーーーーーー!?」








13「やーーーーー!?」







母「誰なのあなた!!?息子のジェイソンをどこへやったの!!」








母「今なんで視線をそらしたの!!息子を返して!この黒糖野郎!!!」
祖父「どうしたんじゃ朝っぱらから大声を出して・・・。」












祖父「ふごーーーーーー!?」






13「うひょーーーーー!?」



祖父「孫がヒゲが生えた黒いおっさんになってもうた・・・!!」
13「失礼だなこの家族は。」


何が何だかさっぱりわからない。
理解できていないのはこの場にいる全員だった。
ただ、ここが彼ら家族の家で、13が寝ていた部屋は息子ジェイソンの部屋、
息子の置手紙が見つかって、王様との面会を嫌がって家出したということがわかった。



母「王様との面会まで時間が無いわ・・・。どうしたらいいの。」
祖父「仕方が無い。このおっさんに行ってもらうしかないのう。」





母「お父様、正気ですか!?どう見てもおっさんですよ!!」





祖父「おっさんじゃが今からジェイソンを連れ戻すのは困難じゃ。王様との約束を破るわけにいくまい。」






母「おっさんなのにですか!?」






祖父「おっさんなのにじゃ!!」






13「おっさんおっさん連呼しなくても・・・」

おかしな家族に圧倒された13は、しぶしぶ王様に会うべく王宮の門を叩くのであった。



To be continued.....


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次回予告: 第三話「出発!いざ冒険へ!」
今日の13的Xmasの愛言葉は!

『君の笑顔は13L$の夜景よりきれいだよ。』

次回もお楽しみに!
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