2010年10月17日日曜日

DAIGOROH(大五郎)~無限の回廊を永久に彷徨う一匹狼2010・秋~

こんばんわーー@0@ノくまです

そういえばThirteenMovie試写会の裏でこんなことがあったんですよ@3@b
試写会会場の裏口に子連れ狼でおなじみのダイゴロがやって来たんです
(何か前より薄汚れてないすか?w)



大「試写会会場にはいりたいけど
  チケットなくしちゃった・・・どうしよう

  せっかく消息不明のちゃん(父)から送られてきた
  チケットだったのに!!」



そこに居合わせたのは、二人の男

ダイゴロ「すいません・・・おで(僕)貧乏で買えなかったんだけど、消息不明にちゃん(父)が
      ぼくに送ってくれた唯一のチケットをなくしてしまったんです・・・
      どうにかして会場にはいれませんか?」

ハゲ「・・・どうします?」

黒人「おいガキ、そんな小汚ぇカッコでうろつかれちゃ映画の評判
    わるくなるだろーがよぉ!!あっち行ってろシッシッ!!」

ハゲ「ヒヒッ、さすが兄貴・・・容赦ねぇーっす」



ダイゴロ「そんな・・・うう・・・」

冷たくあしらわれ、いまにも泣きそうなダイゴロ
しかしそのとき・・・


黒人「・・・空がキレイだなぁ、ベンの字ぃ」

ハゲ「ヒヒッ、そうっすねぇ兄貴ぃ~~」

黒人「こうやってこの青空に見とれてると・・・ガキが1匹会場にはいりこんだところで
    気づかねぇなぁ・・・そうだろ?ベンの字ぃ」

ハゲ「オイラは兄貴に見とれてるっすぅ~~~!!」

ダイゴロ「え・・・あ、ありがとうございます!!」



こうして試写会会場にはいることができたダイゴロウは、
念願かなって映画を満喫することができたという・・・

ダイゴロ「すごいや!!
      おで(僕)もいつか、13さんみたいな強くてカッコイイ男になりたいなぁ・・・
      でもおで(僕)なんかがなれるわけないんだ・・・」


そう、ダイゴロは父親がいないため、クラスでいぢめられていたのだ



13「あきらめるな、あきらめなければ夢は叶うさ」

ダイゴロ「・・・え?
      いま、映画の中から13さんがぼくに語りかけてくれたような・・・」

気づくと、映画の続きが上映され
まわりの観客は何事もなかったかのようにスクリーンに釘付けになっている



ダイゴロ「そうだったんだ・・・あきらめなければ
      夢は絶対叶うんだ!!

      おで、がんばる!!」

そして月日は流れ・・・







夢は叶った

ダイゴロ「ふぅ・・・やってみれば、なんてことはなかったな」

彼は強くてカッコイイ、憧れの13に近づこうと努力した
来る日も来る日も激しいトレーニングを重ね続けた・・・
そしてトレーニングを重ね続け過ぎ、いつしか憧れの存在を抜いてしまったのだ

ダイゴロ「あれだけ遠い存在だった13さんも・・・おでの映画にでれば
      ただの通行人Cさ」
          
      

撮影現場にて・・・

13「おはよざーーす、おはよざーーす、おはよざ・・・!」

ダイゴロ「おはよう、13君」

13「おはよう・・・」

ダイゴロ「あぁん!?」

13「・・・ございます」

ダイゴロ「何度も言わせるなよ通行人C君・・・おでが主演だ!!」



そう、彼の血のにじむ努力と、持って生まれながらも埋もれ続けた演技の才能
カリスマ性が開花すると、ThirteenMovieの映画スポンサーたちは
こぞって13の代わりに彼を主演にと口にした

そしてついに異例の「主役交代」がThirteenMovieで起きてしまったのだ

ダイゴロ「おいおい、勝手に撮んじゃねぇーよ
      おでの合図でカメラスタートだ、わかるかいスピルバーグ君」

その後、第二次成長期を迎えるまでに主演を演じた映画の数は37本
分刻みのスケジュールの中、彼の俳優論や思想などがつづられた書籍
「スクリーン・ザ・ウルフ~SHITO-PITCHAN~」は初版600万部のベストセラーとなっている
(うち20代前半の女性228万部、これは10人に7人の割合)

また後にドラマ化されたドキュメンタリー映画「乳母車の中の狼~牙をむけ、この世界に~」は
観客動員数、興行収入ともにダントツの1位となり、DVDの売り上げは36週連続1位という
驚異的ヒットを飛ばしながら、彼がギターヴォーカルをつとめるバンド
「ダイゴロとベースの人とドラムの人とサイドギター君」のデビューアルバム
「世界にひとつだけのおで~ナンバー1がいい~」はWトリプルミリオンを達成した


その恵まれた容姿、そして天性のモテオーラに相反する毒舌ぶりがさらに人気に拍車をかけ
その存在は世界経済をまたにかけ、1歩歩けば8000億円の経済効果があるとまで言われた

そして・・・




ダイゴロの記念すべき100本目の映画作品(監督、主演ともにダイゴロ)
「マとリックス7~上京編~」にて共演したトップスター女優(上京編では父の仇をとる巫女にして
世界の命運を握る運命の子の姉役)と突然の電撃デキ婚、さらには芸能界の引退

さまざまな憶測が飛び交う中、映画界から姿を消してしまった・・・
そう、たった一人の我が子を残して・・・


6年後・・・




ダイゴロの息子「ここがThirteenMovieの試写会会場かぁ・・・」




Tobe Continue the Endless Roop...


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