この街で起きたお話です!!
※今回はグロテスクで過激な表現が一部含まれています
ご注意ください
前々回その1のあらすじ!!
右ひじ左ひじ交互に見せるアクションを
もらったぼくらは街に繰り出した・・・
しかしその街にはなんと
ゾンビがいっぱい!!
いそいで大きな建物に逃げ込んだのだが・・・
そして前回その2のあらすじ!!
右ひじ左ひじを交互に見せながら
建物の奥へと進んでいくぼくたち
その最奥部には異様な光景が待ち受けていた!!
事態の大きさに我々はついに
あの男に助けを求めるのだった・・・
ハロー、オレの名はベンジャミン
まわりの人間からはベンと呼ばれている
オレのことを知らないならこいつを観るといい
少しはオレのことを知ることができるはずだ
さらに知りたくなったのならこいつも見逃せないだろう
まぁ平たく言えば地方都市のいち刑事と言ったところか・・・
そんなオレの携帯に1本の電話がかかってきた
友人の友人のそのまた友人の知り合いのくまからだ
電波が混線してあまり内容は聞き取れなかったが
どうやら緊急事態のようだ・・・
くまのことはまるで自分の分身・・・いや、
むしろもうひとりの自分のように思えてならない
通話記録を割り出し、電話をかけた街を特定したオレは
嫌な胸騒ぎを感じながらもそこへ急いだ
過去に何度も物騒な事件に関わってきたオレだったが
電話から感じた空気とは逆に、その街へは容易に進入することができた
しかしそれが逆に奇妙だ
人の・・・いや、生き物の気配がまるでなく
街にあるべき息遣いというものが感じられないのだ
しかしその理由がおぼろげではあるが
次に明らかになる
!!
おびただしいほどの血痕・・・
この街で何かが起きていることは確かだ
そしてこの街に必ずくまはいる・・・
長年培ってきた刑事としてのカンがオレのアタマに
警鐘を鳴らしている
!?
なんだオマエたちは・・・
離れろッ!!
というかコイツら、もしかして・・・
ゾンビじゃね!!?
やっべええええええええええよおおおおおおおおおおお
まさかここまで大事態だったとは思わなかったから
武器を置いてきてしまったじゃんか
あああああああああああああああ
ああああああああああああ!!
そうこうしてる間に
ゾンビはみるみる数を増やしていく!
くそっ!
こんなヤツら銃があれば・・・いや!
せめて何か武器があれば・・・
あ!
車にバットが立てかけられてる!!
おんどりゃああああああああああああああ
ああああああああああああああああ!!
たいして効果はなさげだが
ないよりはマシだ!!
こう見えてもオレは日本で言う
甲子園的なものにもでたりしてたんだ
ぞおおおおお(ベンチだけどなアアアア
アアアアアアアアアアアア!!)
くっそおおおおおおおおお
倒しても倒してもキリがない・・・
コイツら・・・目がマジだ!!
オレのことを新鮮なお肉を見るような目で
見てやがる!!
もうダメか・・・
ラリー、エイミー、オニール、そしてくま・・・
すまん、オレはどうやらここで
ゾンビのエサになる運命のようだ・・・せめて
黒服の男の正体だけは暴いてやりたかったが・・・
ベンが諦めようとしたそのときだった
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
ダダダダダダダダダダダダダダダンッ!!
「are you OK!?」
信じられないことにそのSIMの住人の方が
襲われていたオレを助けてくれたのだ!!
さ・・・さんきゅー;
「hehehe, ok friends」
しかも助けてくれただけでなく
「ここ(学校)は安全だ
2階に非常食的なものもあるぜ」
的なことも教えてくれたのだ
正直こっちはオチの撮影中だったので
もう1度ゾンビに囲まれ待ちしないと
いけなくなっ・・・
いや、ここは素直に礼を言うべきだ
ありがとう・・・そう言うオレに彼はこう告げた
「ゾンビに噛まれると感染して
自分もゾンビになっちまうぜ」
なるほど、信じがたい話だが自分で体験してしまうと
そう考えざるを得ない、映画でもよくある話だからな・・・
ありがとうフレンズ
お互い生きてこの街をでられたら、ふたりで酒でも
酌み交わそう
ガブッ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
ああああああああああああああ!!?
ど・・・どうしよう!!?
噛まれちゃった!!!!
次回、すべてに決着をつけるッ!!
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